持続化給付金・個人事業主の証明方法は!|申請締め切り令和3年1月15日まで!
ついに経済産業省から持続化給付金の詳細が発表れました。
4月27日に経済産業省から持続化給付金の詳細が発表されました。
申請受付は、令和2年補正予算の成立後、その翌日から申請受付を開始します。
本日4月30日(木)に、令和2年度補正予算が成立する見込みまれているので、まず間違いなく5月1日から申請受付が出来ると思われます。
申請後、給付金が振り込まれるのが、2週間後ということなので急がれる方は、事前の書類の準備・PDF化・画像を取っておいた方がいいと思います。
数日は、パソコンも動かない状態が続くと思いますので、イライラせずに手続き完了まで入力を間違えずに完了させていただきたいと思います。
持続化給付金とは
コロナウイルス感染症拡大により、営業自粛等により特に大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧としていただくため、事業全般に広く使える給付金。
農業、漁業、製造業、飲食業、小売業、作家・俳優業など幅広い業種で、事業収入(売上)を得ている法人・個人の方及び外国籍の方も対象となります。
法人は200万円まで、個人事業者は100万円まで
※ただし、昨年1年間の売上から減少分が上限です。
今のところ、不動産業に関しては、給付対象外となっているようですが、家賃の減額要求を国がしているということもあるので給付対象に追加される可能性もあるようです。
持続化給付金の申請要領
申請対象の個人事業者さんは、一度は目を通しておいた方がいいと思います。
持続化給付金 ・個人事業者等向け申請要領(申請のガイダンス)
(1)申請期間
給付金の申請期間は令和2年度補正予算の成立翌日から令和3年1月15日までとなります。
注:電子申請の送信完了の締め切りが、令和3年1月15日の24時までとなります。
(2)申請方法
持続化給付金の申請用HP(令和2年度補正予算の成立後公表)からの電子申請・インターネット申請となります。
■入力必須事項
① 屋号・雅号
② 申請者住所
③ 業種
④ 申請者氏名
⑤ 生年月日
⑥ 連絡先
⑦ 2019年の事業収入
⑧ 対象月及び前年同月の月間事業収入
⑨ 申請者本人名義の振込先口座に関する情報
■申請内容を証明する書類等(証拠書類等)
①青色申告を行っている場合
(ア)2019年分の確定申告書第一表の控え、及び所得税青色申告決算書の控え
※少なくとも、2019年分の確定申告書第一表の控えには収受日付印が押されていること。
(イ)対象月の月間事業収入がわかるもの
※売上台帳、帳面その他の2020年分の確定申告の基礎となる書類を原則とする。
ただし、当該書類を提出できないことについて相当の事由がある場合には、対象月の月間事業収入を記載した他の書類によることも認める。
(ウ)申請者本人名義の振込先口座の通帳の写し
(エ) P.19の本人確認書類
(オ)その他事務局等が必要と認める書類
②白色申告を行っている場合
(ア) 2019年分の確定申告書第一表の控え
※収受日付印が押されていること。
(イ)対象月の月間事業収入がわかるもの
(ウ)申請者本人名義の振込先口座の通帳の写し
(エ) P.19の本人確認書類
(オ)その他事務局が必要と認める書類
ここでポイントなのが、所得税青色申告決算書の控えと収受日付印が押されていること
まず、『所得税青色申告決算書の控え』とは、青色申告の場合、確定申告時に所得税青色申告決算書2枚を必ず提出することになっています。
が、それと同時にもう1セット用意をして収受日付印してもらい控えとして持ち帰えることが出来ます。
もし控えとして手元にない場合は、税務署に郵送または窓口で「保有個人情報開示請求書」を提出し発行してもらわなければなりません。
発行かかる時間は、1ヵ月くらいかかります。
それと、『収受日付印が押されていること』とありますが、税務署で提出した場合、必ず収受日付印が押されます。
税務署でパソコンにて入力した場合には、出力された確定申告書第一表の右上には日付けがあるのでそれが収受日付印となります。
それ以外では、青色申告会・市役所で確定申告をした場合、収受日付印がなかったり、税務署の収受日付印でなかったりということがありますので、コールセンターにTELして確認した方がいいと思います。
経済産業省の申請要領と確定申告時の実態があっていないことがありますので、コールセンターに確認を取った方がいいと思います。
ちなみにコールセンターは、予算成立後、持続化給付金コールセンターが開設されます。
中小法人等事業者の持続化給付金の申請要領はこちらから。
持続化給付金 ・中小法人等事業者申請要領(申請のガイダンス)
持続化給付金のオンライン申請方法
持続化給付金ホームページへアクセス!
1持続化給付金 検索
※令和2年度補正予算成立の翌日に開設予定!
2 申請ボタンを押して、メールアドレスなどを入力 [仮登録]
3入力したメールアドレスに、メールが届いていることを確認して、[本登録]へ
4ID・パスワードを入力すると[マイページ]が作成されます
● 基本情報 ● 売上額 ● 口座情報 を入力
5必要書類を添付
2019年分の確定申告書類の控え
売上減少となった月の売上台帳等の写し
身分証明書の写し
※スマホなどの写真画像でもOK(できるだけきれいに撮ってください!)
申請
持続化給付金事務局で、申請内容を確認
※申請に不備があった場合は、メールとマイページへの通知で連絡が入ります。
通常2週間程度で、給付通知書を発送/ご登録の口座に入金
という流れになるのですが、確定申告書等の画像をパソコンに取り込んだ後に添付して送らないといけないので、
パソコン苦手な方や年配の方には、とっても面倒な作業となります。
そこさえクリアしてしまえば、記入漏れや記入間違いさえなければ、申請は難しいものではありません。
それと、登録するメールアドレスは、セキュリティーがあまり厳しくない『G-mail』などがいいといわれています。
『G-mail』ですと、受信しやすいということがあるそうです。
もし迷惑メールと判断され受信したとしても、迷惑メールとして『迷惑メールのラベル』の箇所に受信してくれるので確認することができますので。
持続化給付金の条件
●給付対象者
(1)2019年以前から事業により事業収入(売上)を得ており、今後も事業継続する意思があること。
(2)2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月(以下「対象月」という。)があること。
注:一度給付を受けた方は、再度給付申請することができません。
ここでのポイントですが、『前年同月比で事業収入が50%以上減少した月』とありますが、減少したひと月を申請者が任意に選択して申請するようになっています。
50%減少した月の金額で計算した時に、給付金の額がMAX・100万円にとどかない場合もあります。
急いで給付金を貰わないとどうにもならないという場合でなければ、申請期間が令和3年1月15日まであるので50%減少した月の選定を見極めた方がいいと思います。
それと『一度給付を受けた方は、再度給付申請することができません。』とありますが、書類等のミスで給付されなかったりとした場合、再度申請していいというようにも解釈ができるので、給付を受けられるまで粘り強く申請してみましょう。
証拠書類等及び給付額の算定に関する特例
A:証拠書類等に関する特例
A-1 2019年分の確定申告の義務がない、その他相当の事由により提出できない場合
A-2「確定申告期限の柔軟な取扱いについて」(令和2年4月6日国税庁)に基づき、2019年分の確定申告を完了していな
い場合又は住民税の申告期限が猶予されており当該申告が完了していない場合
B:給付額に関する特例
B-1 新規開業特例 2019年1月から12月までの間に開業した者に対する特例
B-2 季節性収入特例 月当たりの事業収入の変動が大きい者に対する特例
B-3 事業承継特例 事業収入を比較する2つの月の間に事業承継を受けた者に対する特例
B-4 罹災特例 2018年又は2019年に発行された罹災証明書等を有する者に対する特例
と特例が設けられておりますのでじっくりと確認された方がいいと思います。
ここでのポイントですが、A-2は、2018年分の確定申告書類等の控え又は2018年分の住民税の申告書類の控えでも対応してくれるという事なので、なんでもありという感じもしますが、柔軟な対応ということです。
B-1の新規開業特例ですが、個人事業の開業・廃業等届出書または事業開始等申告書が必要となります。※受付印等が押印されていること。
あくまでもこの特例の計算方法を用いたときに必要になる書類になりますので、新規開業特例を使わなければ書類必要ありません。