10万円給付のオンライン申請にはマイナンバーカードが必要!|特別定額給付金を速やかに受給する。
10万円給付の対象者は?!
給付対象者・・・基準日(令和2年4月27日)時点で、住民基本台帳に記録されている者
受給権者・・・給付対象者の属する世帯の世帯主
とされています。
住民基本台帳とは、氏名、生年月日、性別、住所などが記載された住民票を編成したもので、住民の方々に関する事務処理の基礎となるもの。
住民基本台帳の閲覧や住民票の写しの交付などにより、住民の方々の居住関係を公証するとともに、以下に掲げる事務処理のために利用されます。
・選挙人名簿への登録
・国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、国民年金の被保険者の資格の確認
・児童手当の受給資格の確認
・学齢簿の作成
・生活保護及び予防接種に関する事務
・印鑑登録に関する事務
基本的には、『住民基本台帳に記録されている者』つまり全国民に給付の資格があるということのようです。
住民税非課税世帯、年金受給世帯、失業保険受給世帯、生活保護受給世帯の人も給付の対象になりますし、収入による上限はありません。
なお、生活保護制度の被保護者の収入認定に当たっては、収入として認定しない取り扱いとする方針だそうです。
住民基本台帳に記録されている外国人は、給付対象者となります。
外国人のうち、短期滞在者及び不法滞在者は、住民基本台帳に記録されていないため、対象となりません。
10万円給付の申請方法は?
マイナポータルからオンライン申請を行う場合は、以下の準備が必要になります。
・受給権者(世帯主)のマイナンバーカード
※オンライン申請は、世帯主のみ行うことができます。
・マイナンバーカード読取対応のスマホ(又はPC+ICカードリーダ)
・「マイナポータルAP」の検索、インストール
・マイナンバーカード受取時に設定した暗証番号(英数字6~16桁)
・振込先口座の確認書類
お住いの市区町村のオンライン申請対応状況をご確認ください。
ここで問題になってくるのが、マイナンバーカードとスマホまたは(PC+ICカードリーダー)です。
マイナンバーカードが一番のネックになると思います。
マイナンバーカードって何?という人も中にはいると思います。
マイナンバーカードとは、『本人の申請により交付され、個人番号を証明する書類や本人確認の際の公的な身分証明書として利用でき、また、様々な行政サービスを受けることができるようになるICカード』
つまり、住民基本台帳に記録されている内容が、ICカードとなりそれぞれ個人で所持できるカードになります。
しかし、マイナンバーカードの普及率は、14.9%。国の職員でも取得率が25%。
マイナンバーカード所持率が、これほど低いのにマイナンバーカード普及の手段として『特別定額給付金』を合わせるのはいかがなものかと思いますね。
マイナンバーカードを取得するには、通常の申請で約1ヶ月かかりますので、『特別定額給付金』で申請件数が通常よりも多くなるということは、取得に1ヵ月以上かかっていまうことになります。
それとスマホまたは(PC+ICカードリーダー)に関してもスマホを所有していない高齢者層には、オンライン申請は、まずできない申請方法かと思いますので郵送での申請をした方がいいと思います。
オンライン申請の流れ
STEP1マイナポータルへアクセスします。
マイナポータルはこちら(URL:https://app.oss.myna.go.jp/Application/search)
STEP2マイナポータルで申請します。
1お住いの市区町村を選択します。
2特別定額給付金の申請を選択します。
3必要事項を入力します。
4振込先口座の確認書類をアップロードする
5電子署名を付与して送信する
・パソコンの場合
マイナンバーカードをICカードリーダーにセット
署名用電子証明書の暗証番号を入力
・スマートフォンの場合
スマートフォンにマイナンバーカードをあててマイナンバーカードを読み取る
署名用電子証明書の暗証番号を入力
申請から給付までの流れ
市区町村から特別定額給付金の申請書が届く
住民票所在の世帯主宛に給付対象者(住民基本台帳に記録されている者)
の申請書が郵送で送られてきます。
各市区町村により申請受付開始時期が異なります。
詳しくは、住民票所在の各市区町村にお問い合わせください。
郵送で申請する
STEP1
申請書の振込先口座欄に振込先口座をご記入ください。
STEP2
振込先口座の確認書類と本人確認書類の写しを準備してください。
振込先口座の確認書類と本人確認書類の写し振込口座確認書類本人確認書類
STEP3
申請書と振込口座確認書類、本人確認書類の3点を住民票所在の各市区町村へ郵送してください。
・申請書
・振込口座確認書類、
・本人確認書類
の3点
給付・・・給付対象者1人につき10万円ご指定された銀行口座に振り込まれます。
支給日は、各市区町村により異なります。
ご確認になりたい場合は、住民票所在の各市区町村へお問い合わせください。
やはり、郵送での申請が簡単で早い申請方法かと思います。
特別定額給付金(10万円給付)の申請期間はいつまで?
郵送申請の受付開始日から、3か月以内が申請期限となります。
自治体によって受付開始日に違いがありますので、確認した方がいいと思います。
肝心の給付される期間ですが、書類に不備がなければ申請受付から概ね10日から2週間程度とされていますが、
これも自治体に確認した方がいいと思います。
自治体の中には、給付に1ヵ月半くらいかかるところもあります。
やはり、申請する人数の多い都市や少ない都市での処理できる能力に違いがありますので、給付のタイミングもそれぞれかと思います。
各自治体の申請方法に違いはあるの?
自治体によって、オンライン申請の準備が整っていないところもあるようです。
5月初旬から中旬と申請できるタイミングが市町村で変わってきますので確認お願します。
また、マイナンバーカードの「忘れてしまった」「ロックされてしまった」「失効している」などの問い合わせが増えているようです。
暗証番号の再設定等については、役所での手続きが必要となり混雑が予想されます。
『3蜜』になりかねないので、タイミングをずらして申請をされた方がいいと思います。
郵送による申請ですが、市区町村の対応状況にもよるのですが、
だいたい、申請書発送が5月末日ごろ(予定)で申請受付開始も5月末日ごろ(予定)としているところが多いようです。
マイナンバーカード申請方法
マイナンバーカードの取得の流れ
STEP1マイナンバーカードの交付申請
お手元にマイナンバーの通知カードと一緒に送られてきた交付申請書がある方は、スマートフォン、パソコン、郵便及びまちなかの証明写真機で申請をすることができます。
また、交付申請書を紛失してしまった方は、手書き用の交付申請書及び封筒をダウンロードして郵送で申請するか、市区町村の窓口で交付申請書の再発行をしてもらうことで申請することができます。
(手書き用交付申請書の場合、マイナンバーの記入が必要です。)
※マイナンバーカードの交付申請から市区町村が交付通知書を発送するまで、概ね1ヶ月間となります。
通知カード
STEP2マイナンバーカードの受け取り
マイナンバーカード交付申請から約1ヶ月後、お住まいの市区町村から交付通知書が届きます。
交付通知書に記載された交付場所に、交付通知書と通知カード、本人確認書類をお持ちいただき、マイナンバーカードを受け取りましょう。
受け取り時に交付窓口で本人確認の上、暗証番号を設定していただくことで、カードが交付されます。
マイナンバーカードの有効期間は、発行の日から10回目の誕生日まで。
ただし、20歳未満の方のマイナンバーカードの有効期間については、容姿の変動が大きいことから、顔写真を考慮して5回目の誕生日としています。
特別定額給付金の代理申請はできますか?
本人による申請が困難な方は、郵送又は窓口での代理人による申請も可能です。
基準日(4月27日)時点で申請・受給者の属する世帯の世帯構成者や法定代理人、親族その他の平素から申請受給対象者本人の身の回りの世話をしている方等で市区町村長が特に認める方(※)による代理申請が認められます。
民生委員、自治会長、親類の人等世帯主の身の回りの世話をしている方
代理申請には、本人と代理人との関係を説明する書類などを提出していただきます。
特別定額給付金申請書が届きますので、代理人欄に確認して記入と代理人の本人確認書類の写しが必要です。
自治体により用意しないといけない書類がありますので、確認した方がいいと思います。